出産予定日ってどうしてわかるの?妊娠週数の数え方と出産予定日の割り出し方を知ろう。
妊娠が確定すると同時に医師から告げられる出産予定日。これから約10ヶ月のマタニティライフはこの日を目指して進んでいくわけです。でも妊娠したばかりで、出産なんてまだまだ先のことなのに、どうしてそんなに細かく予定日を割り出すことができるのでしょうか。
今回は医師がどうやって出産予定日を割り出しているのかを説明します。
ー*-*-目次ー*-*-
出産予定日っていつわかる?
出産予定日は医師の診察で妊娠が確定した段階で告げられます。経腟超音波検査で受精卵がきちんと子宮に着床していることが確認できれば妊娠と判断され、最終月経の日にちから出産予定日が算出されます。
妊娠週数と最終月経
妊娠が確定すると医師から「妊娠〇週です」と告げられますよね?これが妊娠週数と呼ばれるもので、妊娠40週0日が出産予定日となります。この妊娠週数は最終月経を基準として考えられており、今後の妊娠生活で胎児の成長を確認するうえでの目安となります。
出産予定日の割り出し方
月経周期が規則正しい人の場合、問診時に確認される最終月経日の開始日から数え始め、280日目を出産予定日と考えます。月経が不規則な場合でも、基礎体温や排卵日検査薬などで排卵日の特定ができる場合、排卵日を妊娠2週0日と考えて算出します。妊娠37週~41週6日目までのお産を正期産といい、42週以降は過期産といいます。
ちなみに現在ほとんどの病院で、最終月経を入力することで自動的に計算できる妊娠歴計算機が使われているそうですよ。
出産予定日を過ぎたらどうなる?
妊娠42週を過ぎても陣痛が来ない場合を過期産といいます。過期産になると胎盤の機能が低下し、羊水の量が減るなどします。すると赤ちゃんに供給されるべき栄養が足りなくなってしまい、仮死状態になってしまう危険性があります。それを防ぐためにも過期産に入ると陣痛誘発剤の投与などの処置が薦められます。陣痛誘発剤・促進剤とは人工的に陣痛を起こしたり強めたりする作用を持つ薬で、ゼロから陣痛を起こす際に使う薬を誘発剤、始まった陣痛を強める場合に使う薬を促進剤と呼び、医師の管理のもとに投与がされます。
妊娠がわかったばかりのママにとって、出産予定日なんてずっと先のことに思えます。しかし不思議なことに、いざ赤ちゃんが産まれて毎日育児に追われていると妊婦だった期間なんてあっという間だったと感じるんですよね。
お腹の中の赤ちゃんと過ごす長いようで短い大切な時間を楽しんで過ごせるといいですね。
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