赤ちゃんの性別はいつわかる?性別は受精の瞬間に決まる!
お腹に赤ちゃんが出来たら、男の子なのか女の子なのか気になりますよね。赤ちゃんの性別はいつわかるのでしょうか。今回は胎児の性別について見ていきます。
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赤ちゃんの性別は精子の持っている染色体で決まる!
赤ちゃんの素となる精子と卵子は、男性女性それぞれの身体の中で減数分裂を経て作られます。赤ちゃんの性別は受精した受精卵のX染色体とY染色体の組み合わせで決まるとされ、XXなら女性、XYなら男性になります。卵子はX染色体しか持ちませんが、精子にはXとYの染色体を持つものが混ざっています。どちらがXしか持たない卵子と受精するかによって、赤ちゃんの性別が決まるのです。
Y染色体を持つ精子は酸に弱い?
Y染色体を持つ精子は酸に弱いといわれており、そのため膣内がアルカリ性に傾いた時にセックスをすると男の子ができやすいとする説があります。これを利用した男女産み分け法や産み分けゼリーなどの製品もあります。ただしこれは科学的な根拠があるものではなく、現在確実な男女の産み分けを行うには体外受精での着床前診断だけとされています。
性別がわかるのはいつ?
性別の判断ができるのは早くても妊娠16週頃から、妊娠5ヶ月の頃と言われています。ただし、ポーズや角度によっては超音波写真に写らない場合もあり、なかなか判断がつかないこともあるようです。最も性別の確認がしやすいのは妊娠7ヶ月の始め、妊娠24週頃だと言われています。
男の子でも女の子でもそれぞれの良さがある。
「男の子が良かった」「女の子が良かった」と希望に沿わずがっかりすることもあるかもしれません。しかしそれにばかり拘ってしまうと赤ちゃんの誕生を素直に喜べなくなってしまいますよ!男の子には男の子の良さ、女の子には女の子の良さがあります。性別にばかりとらわれず、どちらでも変わらず愛してあげてくださいね。
赤ちゃんの性別にまつわる迷信って?
根拠はありませんが、昔から赤ちゃんの性別が判断できるといわれる迷信があります。
いくつか紹介してみるので、「自分はどうかな?」と試してみるのも面白いですね。
お腹の突き出し方で判断!
お腹の上の方が突き出たり前にせり出してくると男の子、下の方が突き出たり横に広がってくると女の子と言われています。しかし、妊娠時のお腹の突き出し方は妊婦さんの体型によるところが大きいので、実際に赤ちゃんの性差によって突き出し方が変わるということはありません。
ママの顔つきで判断!
妊婦さんの顔つきがきつくなると男の子だという説もあります。これも根拠のあるものではありません。妊婦さんも10ヶ月の妊娠生活を乗り切る中で、楽しいこと嬉しいことばかりではなく、気分の悪い日やイライラを感じる日もあります。それが周囲の印象に残っていて、たまたま男の子が生まれたということのようです。
つわりの程度で判断!
つわりがきついと女の子が生まれるとする説もあります。やはりこれも根拠はなく、2人とも女の子を出産しても全くつわりのない人もいますし、男の子でもつわりに苦しむママもいます。全くの迷信ですね。
こういった迷信やジンクスは自分に当てはめて楽しむ分には面白いですが、深刻に捉えすぎず、悩んだりはしないようにしましょう。