高年初産は妊娠糖尿病になりやすい!?妊娠糖尿病の症状と予防の話。
妊娠中に気をつけたい病気の一つに妊娠糖尿病というのがあります。妊娠糖尿病はかかってしまうと胎児が巨大児になってしまったり、出産後も症状が改善せずにママがそのまま糖尿病になってしまったりする恐れがあるんです。
今回はそんな妊娠糖尿病について見ていきたいと思います。
ー*-*-目次ー*-*-
妊娠糖尿病ってどんな病気?
今まで糖尿病にかかったことがないママが妊娠中、急に血糖値が上がってしまう状態を妊娠糖尿病といいます。
妊娠時、胎盤では血糖を上げやすいホルモンが作られますが、その分すい臓からインスリンを多く分泌することで調節がされるため、本来は大きく血糖値が上がってしまうことはありません。
しかし、このインスリンの分泌が追い付かず血糖が上昇してしまうと、妊娠糖尿病になってしまうのです。
妊娠糖尿病になりやすいママはこんなママ
妊娠糖尿病になりやすいとされるママにはいくつか特徴があります。
思い当たる項目のある人は特に注意しておくといいでしょう。
妊娠糖尿病に特に注意が必要なママ
・親や兄弟に糖尿病を患っている人がいる
・35歳以上の高年初産である
・太り過ぎである
・4000g以上の赤ちゃんの出産経験がある
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妊娠糖尿病になるとどうなるの?
妊娠糖尿病とは簡単に言ってしまえば血糖が上昇することなのですが、血糖が高くなってしまうとどういったことが起こるのでしょうか。
血糖値が高くない人の場合、妊娠糖尿病になり尿糖が出てしまうのは妊娠末期になってからのことが多いです。妊婦検診での尿検査で尿糖がプラスになり、その値が高い場合や2~3回続けてプラスが出てしまう場合にはさらに検査をして詳しい血糖値を測定します。
血糖値が高いままで出産までいってしまうと、4000g以上もある巨大児が産まれる可能性が高くなります。これはインスリンの過剰分泌が原因とされています。
それだけではなく、産まれた赤ちゃんが新生児低血糖であったり、産後のママがそのまま真性の糖尿病になってしまう可能性があります。
妊娠糖尿病にならないためには食生活が何より大切!
妊娠糖尿病の原因の一つは遺伝によりママが元々糖尿病の因子を持っていて、それが妊娠を機に発症してしまうからだといわれています。しかし、太り過ぎが原因になることももちろんあり、そのため妊娠中は甘いものは控えるようにと言われているのです。
妊娠糖尿病を防ぐには、必要な栄養をしっかりと摂り、甘いものは極力控え、体調の良い時はなるべく運動するよう心がけることが大切です。
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まとめ
いかがでしたか?
妊娠中に気をつけたい症状のほとんどは、適切な食生活や適度な運動をすることで予防できるものです。自分のためにも赤ちゃんのためにも、ママの食生活の見直しは大切なんですよ!
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